オーストラリア国民になるには
オーストラリア国籍の取得は移住の歩みにおける重要な節目です。国籍の申請は、オーストラリアの社会と共通の価値観を大切にし、この国と長く関わっていく意思を示すものです。同時に、社会の一員として迎え入れられることを意味します。国籍にはさまざまな権利が伴い、二重国籍を持てる場合もあります。ただし、他国の国籍を保持できるかは関係国の法律にもよります。
主な国籍取得経路は3種類です:
授与による国籍取得
永住者は、オーストラリアに合計4年間居住し、そのうち少なくとも12か月を永住者として過ごした後、国籍を申請できます。この期間には一定の柔軟性があり、4年間のうち最大12か月、申請前の12か月間では最大90日まで国外に滞在できます。申請時と承認時にはオーストラリア国内にいる必要があります。
国籍授与式への出席
申請が承認されたら、12か月以内に国籍授与式へ出席し、国籍取得の手続きを完了する必要があります。
授与による国籍取得の条件:
- 申請時と決定時に永住者であること。
- 居住要件を満たすこと。
- 国籍取得テストに合格すること(60歳を超える方を除く)。
- オーストラリアに居住する意思、または国内との密接で継続的な関係を保つ意思を示すこと。
- 品行が良好であること。
- 国籍授与式に出席すること。
16歳未満の子どもは親の申請に含められますが、16〜18歳の方は個別に申請する必要があります。
国籍取得テスト
国籍取得テストは、オーストラリアの価値観、伝統、歴史、国の象徴についての理解を確認します。
出生による国籍取得
オーストラリアで生まれ、出生時に両親の少なくとも一方がオーストラリア国民または永住者であれば、出生によりオーストラリア国籍を取得します。
一時ビザまたは暫定ビザを持つ親のもとにオーストラリアで生まれても、自動的に国籍を取得するわけではありません。ただし、出生から10年間オーストラリアで暮らした場合、永住者でなくてもオーストラリア国籍の宣言を申請できる可能性があります。
オーストラリア国外で暮らす永住者の子どもが国外で生まれた場合、自動的にはオーストラリア国籍を取得せず、子どもビザの申請が必要です。海外での出産を予定している永住者は、この点を慎重に検討してください。
血統による国籍取得
海外で暮らすオーストラリア国民の子どもは、海外で生まれた場合、血統によるオーストラリア国籍を申請できます。自動的に取得するのではなく、申請してオーストラリア政府の確認を受ける必要があります。この正式な手続きでは親子関係を確認し、DNA検査を行う場合もあります。最終的に、国籍登録簿に氏名が記載されます。



